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【お知らせ】

Bridge Ensemble Tokyoでは、感染症対策を行いながら練習を再開しています。

練習見学も受け付けておりますが、「マスクの着用」にご協力をお願いします。　2024/1/1

団員募集

Bridge Ensemble Tokyoでは、現在、アルト・テナー・ベースの団員募集を行っています。BETでは礼拝の中で歌うことなど、宗教曲に特化した活動をしています。特にイギリスの宗教曲を歌ってみたいという方のご参加をお待ちしています！

１）新しい曲に意欲的にチャレンジしたい方

２）既存の合唱団では物足りないという方

３）少数精鋭で実力をつけたい方

４）イギリス音楽に興味がある方

５）教会音楽を教会というコンテキストの中で歌ってみたいという方

にお勧めの合唱団です。詳細は「団員募集」のページをご覧下さい。

音楽監督と指揮・指導をお願いしている白井智朗先生が、当団の活動のコンセプトとポリシーを説明する素晴らしい原稿をFacebookにアップして下さいましたので、下記に転載させていただきます（白井先生許諾済み。2024年3月29日アップ記事）。

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Bridge Ensemble Tokyoでは、毎月1回聖公会の教会での主日礼拝で奉唱させていただいている他、3ヶ月に1回ほど他の教会でも奉唱の機会をいただいています。教会付属の聖歌隊ではありませんが、定期的に礼拝の中で演奏できる機会をいただけていることは、教会音楽を演奏する上で本当に幸せなことです。

礼拝の中では、陪餐の際に教会暦に合わせたアンセムを歌うのに加え、様々なチャントを歌います。合唱曲として歌うことの多いKyrie、Sanctus、Agnus Deiや、主の祈り、Credoが礼拝の中のどのような場面で歌われるのか、実際に体験することができます。教会音楽はその音楽だけを取り上げても大変に素晴らしいものだと思いますが、その音楽が生み出されてきた礼拝という時間・空間の中で、人々がどういう動作をして、どういう言葉を用いて祈り、どこで歌うのかを知ることは、例え演奏会での演奏が主となる合唱団で活動する場合であっても、教会音楽を演奏するときの大きな支えになるものと思います。

そして礼拝の行われ方は、教派ごとに原則となる決まり事は存在しても、教会の大きさや礼拝の参加人数、司祭・牧師のお考えによって教会ごとに少しずつ違いがあったりして、全ての行為が「こうでなくてはならない」と決まっているわけではないことがわかります。

また、礼拝における様々な動作に要する時間は、同じ教会でも、教会暦によっても、その日の出席人数によっても少し変わります。

これらの微妙な違いは様々な教会での礼拝を体験してみないとわからないことですが、実はこの教会ごとの事情が、教会音楽の中では「なんでここで繰り返すの？」とか、「なんでここで音が上がっていくの？」といった楽曲の構造そのものに関わっていることがよくあります。

今私たちが歌っている曲は日本の教会のために書かれた作品ではありませんが、礼拝の中で教会音楽を歌うことで、その本質に迫ることができると思います。

教会音楽を楽しんでいらっしゃる方、ぜひBridge Ensemble Tokyoで礼拝の中にある音楽をご一緒しませんか？

7月までの礼拝ではこちらの曲を歌います。

4月 Byrd 《Haec Dies》

5月 Monteverdi《Surgens Jesus》

6月 J.Haydn《Psalm 26：How oft, instinct with warth divine》、

　 Thomas Tomkins《O pray for the peace of Jerusalem》

7月 Michael Praetorius《Maria Magdalena》

4月は復活節、5月は聖霊降臨日、7月はマグダラの聖マリア日に合わせた選曲です。6月〜11月は聖霊降臨後（特定）と言われる期間（カトリックでは「年間」）で、記念日を除けば降誕、受難、復活、聖霊降臨といった教会暦に縛られずに選曲できる期間でもあります。そこで6月は、今歌うべきと思う詩編を選びました。少しでも、私たちの音楽が苦難の中にある人々の助けとなり、安心して日々を送ることができますように。

詩編‬122‬編6節　エルサレムの平和を求めよう。「あなたを愛する人々に平安があるように。」

Bridge Ensemble Tokyo指揮者・白井智朗

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